8年前、宮城県仙台市の病院で起きた筋弛緩剤点滴事件で、殺人などの罪に問われていた准看護師の守大助被告について、最高裁は上告を退けました。これで、無期懲役が確定することになります。
この事件は2000年、准看護師の守大助被告(36)が仙台市にあった「北陵クリニック」で患者5人の点滴に筋弛緩剤を投入し、当時89歳の女性を死亡させるなどしたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われていたものです。
守被告は「事件は捜査機関によるでっち上げだ」などとして、無罪を主張してきましたが、1審の仙台地裁と2審の仙台高裁は、いずれも無期懲役を言い渡し、守被告が上告していました。
最高裁は、27日までに「判決に影響を及ぼすほどの法令違反や重大な事実誤認はみられない」として、守被告の上告を退ける決定を出しました。これで、守被告の無期懲役が確定することになります。
「(被害者の父親は)『まずはびっくりした』と。次に「これは当然の話だ。(守被告に)謝罪してほしい』と(話した)」(被害者の代理人)
「(守被告は)無期懲役ということで、たびたび絶句していました。『僕の一生を台無しにするのか』『今後とも闘い続けていきます』ときっぱりと言ってました」(守被告の弁護団)
「最高裁をきょうのきょうまで、信頼していたのに裏切られた。納得しろと言っても納得できない。最高裁よ、逃げないでくれ」(守被告の父、勝男さん)
守被告側は、28日にも最高裁に異議を申し立てる方針で、再審請求もするということです。(27日23:09)
以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语学习网]社会:仙台・筋弛緩剤事件、無期懲役確定へ》文章,恭祝大家考试顺利通过!