岐阜県高山市の鍾乳洞に併設された観光施設で、展示されていた時価2億円相当の金塊が、4人組の男に奪われました。
18日午後1時ごろ、高山市丹生川町の鍾乳洞に併設した観光施設の2階で、3人組の男が、展示中の時価2億円相当、重さおよそ100キロの金塊を奪いました。
3人は、男たちに気づいた女性従業員を突き倒して軽いけがを負わせ、見張り役の男と、白の軽自動車で逃げました。
「このような事が現実になって信じられないような状態なのですが、何とか取り押さえて取り戻していただきたいと願っております」(経営者)
警察によりますと、軽自動車はおよそ1時間半後、現場から5キロほど離れた県道沿いの空き地で見つかりましたが、中に金塊はなく、車は18日朝、高山市内で盗まれたものでした。
逃げた4人はいずれもマスクをしていて、うち3人はサングラスにグレーの上着姿で、警察で行方を追っています。
盗まれた金塊は、鍾乳洞発見25周年の記念として18年前から展示されていました。(18日22:45)