天皇陛下は23日、74歳の誕生日を迎えられ、皇居では一般参賀が行われました。
一般参賀には、天皇・皇后両陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮さまが宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちににこやかに手を振りました。しかし、左腕などに痛みを訴え療養中の紀子さまは出席しませんでした。
これに先立って行われた誕生日前の会見では、ご家族の様子を尋ねる質問に対して、「家族それぞれに幸せであって欲しい」と述べられました。
一方で、「天皇陛下が皇太子ご一家のオランダ静養に苦言を呈した」と一部で報道されたことについて、「私の意図したところと全く違う」と指摘。その上で、「また違った解釈をされる心配を払拭できないため、この質問についてはこれ以上の答えは控えたく思います」などとする異例の発言をされています。(23日11:09)