自民党の井脇ノブ子衆議院議員が理事長を務める学校法人と財団法人の間で、3億4000万円に及ぶ不明朗な会計処理が行われていたことがわかり、本人が釈明の会見を行いました。 「大変ご迷惑をかけてすみません」(自民党、井脇ノブ子 衆議院議員) 井脇議員によりますと、1988年、自らが理事長を務める財団法人「少年の船協会」が小中学生の海上研修を目的に青函連絡船を買い取った際、同じく理事長を務める学校法人「国際開洋学園」から3億6000万円の融資を受けました。 ところが海上研修の事業は失敗。協会は、学園側から借りた3億6000万円のうち、2000万円しか返済できず、残りの3億4000万円は学園側が全額肩代わりしました。 協会が厚生労働省に提出した帳簿には、この負債が記載されておらず、実態よりも経営状態をよく見せていた疑いが出ています。 「失敗したなぁ。教育ばっかりやってて、大変大失敗したなぁと」(井脇ノブ子 議員) ピンクのスーツがトレードマークの井脇議員。 「卒業生が作ってくださってね」(井脇ノブ子 議員、2005年) 国政選挙への挑戦6回目の2005年、郵政選挙で衆議院議員初当選を果たしました。 「やる気、元気、いわき、頑張ります」(井脇ノブ子 議員、2005年) その後は、小泉チルドレンの一員として精力的に活動。衆議院の文部科学委員会などで、主に教育問題に取り組んできました。 井脇議員は責任を取って学園と協会の理事長を辞任するものの、議員辞職はしないということです。(23日11:36)
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