ペルーでの外交日程を終えた麻生総理は25日に帰国しますが、最終盤の国会は第2次補正予算案の提出時期や会期の延長を巡って、与野党の攻防が激しさを増しそうです。 補正予算案の提出時期について麻生総理は、25日午後与党の幹部らと協議して、最終的な判断を下す考えです。 民主党など野党は今の国会に提出されなければ、給油継続法改正案などの参議院での採決を行わないと主張していますが、政府与党は年明けの通常国会に提出する方針をすでに固めています。 また、給油継続法改正案や金融機能強化法は、いわゆる60日ルールによって衆議院で再可決してでも成立させる方針で、今の国会の会期を場合によっては来年1月上旬まで延長することを検討しています。 衆議院の早期解散を求める野党がこれに反発するのは確実で、会期切れまであと1週間の国会は与野党の攻防が激しくなりそうです。(25日00:43)