大相撲の八百長問題で、日本相撲協会の特別調査委員会は14日、会合を開いてこれまでの調査結果を検討し中間報告をまとめます。八百長に関わったとみられる力士は、これまで明らかになっている4人以外にはいないということです。
会合は午前11時半から始まりました。14日はあくまで「中間報告」ですが、今後、携帯電話の解析などで有力な証拠が見つからない限り、調査も手詰まりといった印象もあります。
これまでの調査に対して、元春日錦、恵那司、千代白鵬の3人が八百長への関与を認めたほか、十両の清瀬海についても受け答えに疑問点が多いことなどから、調査委員会は「八百長へ関わったと判断せざるをえない」としています。
調査委員会はこれまで、八百長をうかがわせるメールに名前が挙がった14人のほかに、十両以上の力士や元力士ら78人について直接、本人から聞き取り調査を行いました。その結果、4人以外に関与を認めた力士はいなかったということです。
Q.(八百長に関与した4人への)給与について“見直し”という声が出ているが
「まだ何も聞いていない」(放駒理事長)
日本相撲協会は14日午後6時から臨時の理事会を開いて、これまでの調査結果をもとに対応を検討しますが、まだ全容解明に至っていないことなどから、元春日錦ら4人の処分については保留する見通しで、給料の扱いをどうするかなどについて話し合うものとみられます。(14日11:09)
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