アメリカ経済の景気悪化への懸念が高まっています。週明けのニューヨークの株式市場は先週末に比べて700ドル近く下落し、史上4番目の下げ幅を記録しました。 週明け1日のニューヨーク株式市場は、製造業の景況感指数の悪化や、原油価格が50ドルを割って大幅に下落したことなどから、売りが優勢となりました。 午後には、全米経済研究所が「アメリカ経済が去年12月から景気後退局面に入った」との判断を発表。これを受け株価はさらに下落し、ダウ平均株価の終値は先週末に比べ679ドル95セント安い8149ドル9セントで取引を終えました。 全米経済研究所がアメリカの景気後退入りを認定したのはおよそ7年ぶりで、さらなる景気悪化への懸念が高まった形です。(02日08:23)