福岡県北九州市の水道管工事のトンネルで７日、酸欠状態とみられる作業員３人が倒れていた事故で、８日未明までに３人とも救出されましたが、全員、死亡が確認されました。
この事故は７日午後３時ごろ、北九州市八幡西区の水道管工事の現場で、地下およそ１３メートルに設置されたコンクリート製のトンネルの中で作業員３人が倒れているのが見つかったものです。
レスキュー隊が酸素ボンベを装着して中に入りましたが、トンネルは直径１．１メートル程度と狭い上、蛇行していて、救助は難航しました。
通報から６時間余り経った７日午後９時半前に１人目を救出。８日午前０時すぎに最後の１人を救出して病院に搬送しましたが、３人とも死亡が確認されました。
現場では北九州市が発注した工業用水の水道管の取り替え工事が進められていて、警察は、３人がトンネルで作業中に何らかの原因で酸欠状態に陥ったとみて、当時の状況を詳しく調べることにしています。（08日03:19）
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