オランダの国際空港で、トルコ航空の旅客機が着陸に失敗した事故で、航空当局は本格的な調査に乗り出しました。 墜落現場は滑走路の数キロ手前、機体は無惨な姿をさらしています。まさに着陸直前、一体何があったのか、本格的な調査が始まりました。 「非常事態が発生しました。飛行機が墜落したようです」(墜落直後の管制塔の会話) この事故は、イスタンブール発アムステルダム行き、トルコ航空のボーイング737型機が25日、スキポール国際空港への着陸に失敗し、空港手前の空き地に墜落したものです。 機体は炎上しなかったものの、大きく3つに割れ、乗客127人、乗員7人のうち、9人が死亡、84人が病院に搬送され、うち6人が重体です。オランダの日本大使館では、今のところ、日本人の搭乗者情報はないとしています。 「前の座席にぶつかり、けがをしました。激しい衝撃で避けられませんでした。大けがはしたけど助かってよかった。運がよかったです」(事故機の乗客) 事故当時、視界は良好で、強い風もなかったということです。地元メディアなどによりますと、ある生存者は、「通常どおり着陸態勢に入ったが、エアポケットに入ったように機体はコントロールを失った。すべては3~5秒で起きた」と話しています。 また、墜落前からエンジンが止まっていたという目撃者の話から、燃料切れや鳥の群れによるエンジンの故障などの見方も伝えられています。オランダの航空当局は既にブラックボックスの回収を終え、事故原因の究明に向けて本格的な調査を始めました。(26日11:40)
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