中曽根元総理大臣は講演で、参議院での与野党逆転状況を踏まえ、次の衆議院選挙の後に自民党と民主党による大連立政権を作るべきだとの考えを示しました。
「当面の問題として大事な点は、私はやはり大連立を作ることだろうと」（中曽根康弘元首相）
自民党伊吹派の勉強会で、中曽根元総理は、衆参で多数の党が異なる「ねじれ状況」を解消するため、次の衆議院選挙後に自民党と民主党が連立政権を組むべく話し合いを行うべきだとの考えを示しました。
また、衆議院の選挙制度に関連し、「小選挙区制度が続けば権力主義、官邸中心政治に段々移行し、日本は衰弱していくのではないかと心配している」と指摘し、中選挙区制度の復活を図るべきとの考えを示しました。（19日00:44）
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