東京・板橋区で線路に入った女性を助けようとして電車にはねられ死亡した、警視庁の宮本邦彦警部(53)の棺が、板橋警察署を出て斎場へと向かいました。
宮本警部の棺をのせた車は、午後2時半過ぎ板橋警察署を出て、遺族とともに区内の斎場へと向かいました。
この事故は、今月6日、東武東上線ときわ台駅で、自殺するために線路に入った女性を宮本警部が助けようとして急行電車にはねられ、12日午後、死亡したものです。
警視庁は12日付けで宮本警部を巡査部長から2階級特進させています。宮本警部が勤務していた交番には、13日も多くの人たちが花束を手向け、記帳に訪れています。(13日14:44)