ギリシャで起きた山火事は、被害が広がり続けています。
ギリシャでは、南部のペロポネソス半島を中心に山火事が続いていますが、ロイター通信によりますと、発生から3日経った26日までに死者の数は60人となりました。火は一時、古代オリンピック発祥の地、オリンピア遺跡の近くまで迫りましたが、ぎりぎりのところで消し止められたということです。
ギリシャ政府は、一部の山火事については放火によるものとみていて、これまでに数人を逮捕していますが、さらに、犯人の逮捕につながる情報提供者に最高でおよそ1億6000万円の報奨金を払うことを発表しました。
ヨーロッパ各国やロシアが協力し、消火活動が続けられていますが、鎮火にはまだ至っていません。(27日13:09)