前原外務大臣は、外国人から政治献金を受け取っていたことや、収支報告書に事実に反する記載をした問題の責任を取って、辞任すると表明しました。
「クリーンな政治を目指してきたにもかかわらず、政治とカネの問題で不信を招いてしまったことに、まず国民の皆さまにおわびを申し上げます」(辞任を表明した 前原誠司外務大臣)
前原大臣は6日夜の会見で、「一両日、熟慮を重ねた結果、外務大臣の職を辞することにした」と述べました。辞任の理由として前原大臣は、政治資金規正法が禁止している在日外国人からの献金を受け取っていたことと、収支報告書に事実に反する記載をしていたことの2つを挙げ、「管理責任は私にあった。政治家としてけじめをつけるべきと考えた」と述べました。
「私の政治献金をめぐる問題で国会審議を停滞させるわけにはいかない。日本を取り巻く外交安保政策も1日の猶予もありません」(辞任を表明した 前原誠司外務大臣)
前原大臣の外国人からの献金問題について、菅総理大臣は5日の時点では周辺に「自分できちんと説明すれば大丈夫だろう」と語り、辞任の必要はないとの考えを示していたということです。しかし、前原大臣の辞意は固く、菅総理も最終的には了承しました。
「善後策を総理もお考えを今、されているところだろうと思いますし、官邸、外務省あげて外交政策に遺漏なきよう進めていきたい」(枝野幸男官房長官)
後任の外務大臣には松本副大臣を昇格させる案などが検討されています。(07日01:17)
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