6000人を超える命を奪ったあの大地震から、きょうで丸13年です。未曾有の被害をもたらした阪神淡路大震災。被災地・神戸は祈りに包まれています。
神戸市役所の隣にある公園・東遊園地には、およそ7000本の竹灯ろうで今年も「1.17」の文字がかたどられました。ここを訪れる人は、犠牲者6434人の鎮魂や復興への祈りなど様々な願いを込めて、ろうそくに火を灯しています。
「あの日の恐怖が甦り、深い悲しみが甦ってまいります」(神戸市矢田立郎市長)
「成人式が終わってすぐだったので、また成人式があったよ、とか・・・。私らにとって、1年も13年も一緒ですからね」(息子を亡くした母親)
「めそめそしてたら叱られそうな気がして、家ではもう絶対に泣かないんですけど、ここに来るとやっぱりね・・・。いろいろ世話も焼いてやればよかったとか、いろいろ思うことはあります」(息子を亡くした母親)
毎年こちらに来るという男性は、「また今年ここに来られたことを感謝したい。1月17日は、人と人とのつながりを感じる日です」と話していました。それぞれがあの日のことを思い出し、また、思いを新たにする日でもあります。(17日09:46)
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