インド洋での自衛隊による給油活動を延長する給油継続法の改正案が、衆議院本会議で可決されました。改正案はきょうから参議院での質疑が始まり、与党は今月内に衆議院の再可決による成立を図る考えです。
この改正案はこれまで同様、自衛隊の活動をテロとの戦いに参加するアメリカ軍などの艦船への給油又は給水に限定し、活動の期限を来年1月15日からさらに1年間延長することとしています。
一方、「抗争停止の合意」を前提にアフガニスタン本土に自衛隊を派遣するという民主党の対案は、否決されました。
改正案はきょうから参議院での質疑が始まりますが、野党の反対多数で否決されることが確実で、与党側は、衆議院の3分の2を使って今月内の再可決・成立を図る方針です。(22日00:44)