政府は１０月の月例経済報告で、「景気はこのところ一部に弱さがみられるものの回復している」との基調判断を２か月連続で据え置きました。
大田経済財政担当大臣が関係閣僚会議に提出した１０月の月例経済報告では、自動車が好調だったため、生産については２０か月ぶりに上方修正しました。
一方、住宅建設については６か月ぶりに、個人消費についても１１か月ぶりにそれぞれ下方修正したため、全体の基調判断を２か月連続で据え置きました。
大田大臣は、住宅建設の下方修正について「改正建築基準法の施行に伴う現場の混乱が出た。どの時点で混乱が収束するかわからない」と述べ、住宅建設については今後も注意していく考えを示しました。（22日21:52）
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