食品会社大手の伊藤ハムは、工場の地下水からシアン化合物が検出された問題で、今後の収益に与える影響が予測できないとして、2009年3月期の業績予想を撤回しました。
伊藤ハムは、東京工場の地下水からシアン化合物が検出された問題を受けて、東京工場の稼働を無期限で停止している他、製品の自主回収を進めています。
このため、「ギフト商品を中心に売上高に対する影響は多大と見込まれ、予測が困難である」として、今年5月に発表した2009年3月期の連結業績予想を撤回しました。
予測が可能な状況になり次第、新たな見通しを公表するとしています。(05日20:25)