５日のニューヨーク原油先物市場は続落し、時間外取引で一時１バレル＝１１８ドルをつけ、３か月ぶりの安値水準となりました。
５日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物市場は、アメリカの景気減速から需要が後退するとの観測などから続落し、商いの中心となる９月ものが時間外取引で、一時１バレル＝１１８ドルまで値を下げ、３か月ぶりの安値水準となりました。
また、終値も前の日に比べて２ドル２４セント安い１バレル＝１１９ドル１７セントと、３か月ぶりに１２０ドル台を割り込みました。原油や金など商品市場は下落傾向にあり、市場関係者は「投機筋が商品市場に入れていた資金を引き揚げ始めている」と分析しています。
一方、原油価格の下落を受けて５日のニューヨークの株式市場は大幅に反発し、ダウ平均株価は前の日に比べ３３１．６２ドル高い１万１６１５．７７ドルで取引を終えました。（06日06:10）
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