トヨタ自動車は世界的な自動車販売の不振を受けて、生産調整のため、福岡県など一部の工場で、24日から2日間、操業を停止しています。 福岡県内にあるトヨタ自動車九州の工場では、北米向けの高級車、「レクサス」などを主に生産していますが、販売の大幅な落ち込みで減産を進めるため、24日から2日間、生産ラインを停止します。 これにより、トヨタ九州は予定より2日早い年末年始の休みに入り、従業員用の駐車場も24日朝は閑散としています。 トヨタ九州は今年度の生産台数を当初計画の44万台から29万台に下方修正していて、およそ3割の大幅な減産となります。 トヨタ自動車ではこのほか、愛知県の田原工場でも24日から2日間、一部の生産ラインを停止していて、今後、期間従業員の大幅な削減が進められる見通しです。(24日11:35)