1987年の大韓航空機爆破事件の実行犯、キム・ヒョンヒ(金賢姫)元死刑囚が韓国の雑誌のインタビューに応じ、北朝鮮で日本語を教わった拉致被害者の田口八重子さんについて語りました。 キム元死刑囚は恩赦で釈放後に結婚し、現在、夫と2人の子供とともに韓国で生活しています。大韓航空機爆破事件の遺族に配慮して顔を整形し、ほとんど外出することもないということです。 インタビューの中でキム元死刑囚は、北朝鮮の工作員をしていた時に日本語の教育係だった拉致被害者の田口八重子さんについて、「よく息子さんのことを話していた」と当時を振り返っています。その上で、「テレビで観た息子さんは、目が田口さんにそっくり。ぜひ会ってみたい」と語っています。 また、横田めぐみさんについては、「自分も子供を育ててみて、とても心が痛む」などと答えています。(19日14:04)