富士山で起きた雪崩の全容が明らかになりました。
富士土木事務所によりますと、雪崩は新6合目付近から2か所で発生し、富士山スカイラインの14か所が雪や木などが多く混じった土砂で埋まりました。このため、来月23日に予定していた冬季閉鎖の解除の見通しはたっていません。
この雪崩により落石防止用の柵などが流されたほか、新5合目にある警察の臨時派出所が全壊し、レストハウスも一部壊れました。
雪崩が発生したのは24日深夜から25日にかけてで、当日降った大雨と暖冬による雪解けが原因とみられています。(29日19:45)