日本が朝鮮半島を植民地にした「日韓併合」から来年で100年になりますが、韓国では最近、日本が統治していた時代の建物を保存しようとする動きがあります。
韓国南部のモッポ市。戦前、1万人の日本人が居留し、日本と中国を結ぶ貿易港として繁栄しました。今でも街の至るところに日本の影響が色濃く残っています。かつての日本人街を歩いていますと、まるで日本の通りを歩いているような錯覚に陥ります。
日本の建築物は植民地時代の「負の遺産」と考えられ、取り壊されることも少なくありませんでした。しかし、モッポ市では「文化遺産」として保存し、観光資源にしようとする動きが活発です。
当時、日本の貿易会社の支店長が所有していたといわれる日本家屋、今は人気のレストランになっています。
「(日本家屋は)建築様式が美しく、植民地時代当時の歴史的な意味もあるので、ぜひ残すべきだと思って買いました」(レストラン経営者)
開港と同時に建設された日本の領事館。戦後は市役所や図書館として使われていましたが、歴史館としてリニューアルされる予定です。周辺にはアメリカ軍の空爆に備えた防空ごうも残っていました。
「(日本の強制支配期間は韓国に)相当深い傷を与えましたが、今は私たちが体験した歴史の一部として、客観的な姿勢で考えられるようになりました」(モッポ大学歴史文化学部コ・ソッキュ教授)
この建物は日本の統治時代、お寺でした。戦後、韓国人が教会として使い続けていました。モッポ市が再開発のためにお寺の取り壊しを決定したところ、住民の反対運動に遭い、結局、市で買い上げ、多目的ホールにすることになりました。
植民地時代の建築物を保存する動きは、市民レベルで韓国全土に広がりつつあります。(19日17:39)
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