アメリカに短期間旅行する人などを対象に、インターネットでの事前登録を義務化する制度、「ESTA」が12日から始まりました。成田空港では、今のところ大きな混乱は生じていません。 「ESTA」=電子渡航入国システムは、アメリカに90日以内の短期入国する人、全員に対してインターネットで事前申請を求める制度で、登録しないと飛行機に乗ることができません。 この制度が12日から始まり、成田空港では、各航空会社の職員がアメリカ行きの便の搭乗者にESTAへの登録が済んでいるかどうかを確認し、チケットを発券していました。 アメリカ側は出発3日前までの申請を求めていて、各航空会社は申請を忘れた人のために備え、臨時のパソコンなどを用意しましたが、利用者はほとんどありませんでした。 しかし、一般の人への認知度はまだまだのようです 「(Q.ESTAっていう制度が始まるのはご存知?)知らないです」 「セキュリティー上、しょうがない。(Q.お年寄りには?)ちょっと厳しいと思いますよ」(乗客) アメリカ大使館では12日から3日間、職員を成田空港に待機させ対応することにしています。(12日11:17)