ブット元首相の暗殺に対し、日本政府は「極めて卑劣」と非難しています。
「暴力でもって事を解決しようと、極めて卑劣で許しがたいことだと思っておりますし、断固非難したいと思います」(高村正彦外相)
「卑劣なテロ行為は、断固として非難されなければなりません」(町村信孝官房長官)
一方、国連の安全保障理事会は27日、緊急会合を開き、今回の事件を非難する議長声明を採択しました。パン・ギムン事務総長も、「パキスタンの安定と民主主義プロセスに対する攻撃だ」という声明を出し、国の結束のため協力するようパキスタン国民に呼びかけています。
また、アフガニスタンのカルザイ大統領は記者会見で、「計り知れないほど残虐な行為だ」と激しく非難しました。(28日11:21)