民主党内で菅総理の早期退陣論が広がる中、退陣の条件の1つとされる第2次補正予算案について、菅総理が当初の想定より早めて7月に提出する意向であることが分かりました。
「なるべく早く予算を作りたいと総理自身が発言しているので。(Q.7月中には編成を終えて提出したいと?)そうです」(民主党・斎藤勁 国対委員長代理)
菅総理は当初、6月末にまとまる震災復興構想会議の提言をもとに第2次補正予算案の編成に着手する方針でしたが、斎藤国対委員長代理によると、提言を待たずに編成に着手し、7月中に提出する意向だということです。
これにより、菅総理の退陣の時期も党執行部が想定する8月前後から前倒しになる可能性が出てきました。菅総理は7日、党幹部と会談し、自身の退陣時期にも影響を及ぼす今後の国会日程などについて協議する予定です。
「久しぶりに会って情報交換しました」(民主党・仙谷由人 代表代行)
一方、大連立の実現のため、自民党の大島副総裁らと折衝を行っている仙谷代表代行は6日夜、国民新党の亀井代表と会談し、大連立を含むいまの政界の情勢について意見交換しました。(07日03:37)
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