自宅で軟禁されているミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんが、軍事政権によって刑務所に連行されました。 スー・チーさんは14日朝、軍事政権が用意した車両で、軟禁されていた自宅から特別法廷があるヤンゴン市内のインセイン刑務所に連行されました。 軍事政権は、今月3日にアメリカ人の男性が湖を泳いでスー・チーさんの自宅に侵入し、無許可でスー・チーさんと面会した問題に絡んで、スー・チーさんを刑事訴追する方針です。 通算で13年以上、自宅軟禁されていたスー・チーさんですが、現地の情報筋は「今後は刑務所に拘置され、当面は自宅に戻れないだろう」としています。(14日12:04)