福島第一原発の事故です。汚染水を処理する施設の稼働が復旧作業のカギとなりますが、水漏れやプログラムの不具合に加え、一部で想定通りに水が流れないトラブルも発生し、当初の予定から２～３日、遅れる見通しです。
汚染水を処理する施設については１０日、セシウムを吸着させる装置の配管の継ぎ目に水漏れが見つかったため、樹脂のパテで埋めるなどの補修作業を行いました。
また、機械を制御するプログラムにも不具合が見つかったほか、一部で想定通り水が流れないことが分かりました。原因は分かっていませんが、再度やり直したところ、１２日夜までに不具合は解消されたということです。
１２日は２日遅れで低い濃度の汚染水を使っての試運転を行う予定でしたが、実施できませんでした。当初、１５日に汚染水の処理施設を稼働させる予定でしたが、原子力安全・保安院によりますと、試運転が遅れたことで本格稼働も２～３日は遅れる見通しだということです。
一方、東京電力は、福島第一原発の取水口付近の海水から最大で濃度限度の２４０倍の放射性ストロンチウムが検出されたことを明らかにしました。
これまでヨウ素とセシウムの測定はしていましたが、ストロンチウムについても調べたところ、高濃度の汚染水が漏れ出した２号機と３号機の取水口付近で高い値を検出したということです。（12日18:53）
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以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年06月日语能力测试的《[日语原文]社会:汚染水処理、稼働２～３日遅れる見通し》文章，恭祝大家考试顺利通过！