福島第一原発の事故に関する政府の報告書を携えてアメリカに続いてイギリスを訪問した細野豪志総理補佐官は、イギリス政府のアドバイザーとの会談後、「現場作業員の安全管理に関心が集まっている」との認識を示しました。
細野総理補佐官は１３日、ロンドンでイギリスのベディントン主席科学顧問と会談し、福島第一原発事故に対してイギリスから寄せられたアドバイスや支援に感謝を述べるとともに、ＩＡＥＡ＝国際原子力機関に対して提出した政府の事故報告書について説明を行いました。
また、ＩＡＥＡ調査団のウェイトマン団長は出張中だったため、電話で同様の説明を行ったということです。ベディントン氏との会談後、細野補佐官は「作業員の健康管理に関心が集まっている」との認識を示しました。
「作業員の方が健康にしっかり作業をし続けられる環境をしっかり作らなければならないという、そういう注文も必ずくるわけです。そこはもう是非、政府として責任をもってやってくれという、そういう話はありましたね」（細野豪志 首相補佐官）
細野補佐官は、エネルギー・気候変動省の政務官などと会談したあと、最後の訪問国、フランスへと向かいました。（14日06:32）
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