カリスマ経営者がその表舞台から姿を消します。「iPhone」など世界的なヒット商品で知られる「アップル」の創業者スティーブ・ジョブズ氏がCEO(最高経営責任者)を辞任しました。
新商品の発表は、いつも予告なく、突然でした。おなじみの光景がもう観られなくなります。カリスマ経営者からもたらされた情報はきょうも突然でした。
「CEOとして職務と期待に応えられなくなるような日が来たときは、私からまず皆さまにお伝えすると申してきました。残念ながらその日が来ました」(アップル社のホームページ)
アップル社のCEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズ氏。関係者への手紙で辞任が明らかになりました。後任にはティム・クックCOO(最高執行責任者)を指名。自らは会長職にとどまるとしています。
「来るべきときが来たと。いずれはとは思っていたが、今日か、みたいな」(街の人)
ジョブズ氏はこれまで、すい臓がんや肝臓の治療を受けるなど、長年、健康問題を抱え続けていました。ジョブズ氏は健康悪化が辞任の理由であることを示唆しました。
「アップルはこれから、もしかして止まってしまうような感じがする」
「周りにすばらしい方がいると思うので、(辞任の影響は)大して心配していない」(街の人)
アップル社の歴史はジョブズ氏とともにありました。ジョブズ氏は1976年に友人らと共同でアップル社を創業。コンピューター「マッキントッシュ」などを発売。アップル社を世界的な企業に育てました。その後、社内対立で一度は退社しましたが、97年にCEOに復帰。経営危機に陥っていたアップル社の再建に着手しました。
「アップル社は厳しい日々を送っていました。難しい決断でした。あなたはお子さんをお持ちですか?いわば私はアップルという会社を子どものように感じているんです。ですから最終的に 引き受けざるを得なかったんです」(スティーブ・ジョブズ氏)
そして、斬新なデザインのパソコン「iMac」や携帯音楽プレーヤー「iPod」など、次々とヒット商品を発売。2007年に発売した多機能型携帯電話機「iPhone」は、業界がスマートフォンの販売競争に舵を切る発端となりました。
アップル社は今月、株式の時価総額が全米でトップに立つなど、ジョブズ氏のもとで急成長を遂げてきました。その一方で、「ジョブズ氏頼み」の危うさもアップル社は抱えていました。ジョブズ氏の辞任がもたらす影響は?
「製品1つ1つの色合いとか、デザイン、コンセプトとか、あらゆる面でジョブズ氏の考えが反映されている。今後、そういったものが何年先まで出てくるのかというところは興味深い」(ITジャーナリスト 石川温氏)
ジョブズ氏は手紙で、こうつづっています。
「アップル社の最も輝く、最も革新的な日々は、これからだと信じています」(スティーブ・ジョブズ氏の手紙)
(25日23:14)
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