『日语学习』政治:民主、衆院選挙制度改革案まとめる

自ら身を切ることを実践できるのでしょうか？ 民主党は、比例代表の議席を８０減らすなどとした衆議院の選挙制度改革案をまとめました。小選挙区については自民党の案を丸のみしたものとなっていますが、こうした民主党の思惑について、野党からは警戒する声も上がっています。
「定数削減この一点張りで、まずは最初の大きな風穴を開けたい」（民主党樽床伸二幹事長代行）
民主党は、１８日、衆議院の一票の格差是正と議員定数の削減を目的とした選挙制度改革案をまとめました。改革案では、比例代表はマニフェストの公約通り８０減らして１００議席としましたが、小選挙区についてはこれまでの案を引っ込め、自民党がまとめた０増５減案を丸のみする格好となりました。
山梨、福井、徳島、高知、佐賀のそれぞれ３つある選挙区を１つずつ減らすことになります。選挙区を減らされる地元議員たちは複雑な思いを口にします。
「（党本部が）“減の選挙区で現職が３人いるところは、しっかり話し合いに応じますので”ということを言ってくださっているので、みんなで話し合って決めて、きっちり党の方針に従いたい」（徳島２区高井美穂衆院議員）
「大きな党の流れだということで、僕自身が本当に当事者になっちゃう。ある程度、覚悟していましたから、あえて最後は反対はしません。流れはここまできたらやむをえないのかなという感じ」（福井３区が地盤松宮勲衆院議員）
民主党は、この案をもとに自民・公明をはじめとする各党との協議に臨む考えです。しかし、民主党が決めた比例を８０削減する案をそのまま実現すると、公明党など中規模以下の政党にとって深刻な事態となります。前回の総選挙の得票数を基にＪＮＮが試算したところ、公明党は２０議席から１０議席に半減、社民党は４議席から議席ゼロと壊滅的な結果となりました。
「抜本改革も含む考え方、協議のできる方向性をしっかり提示してもらいたい。あまりにも独断が過ぎる」（公明党山口那津男代表１７日）
公明党は、民主党の案では抜本的改革ができないと批判し、警戒感を強めています。また、自民党の石原幹事長も公明党に配慮し、「自民党案と民主党マニフェストをくっつけたようではダメだ」などとして応じる気配はありません。
「定数削減、これは本当にやらなければいけないと思います」（野田首相１７日）
消費税引き上げを含む税と社会保障の一体改革の実現に意欲を燃やす野田総理は、議員定数削減もこの通常国会で成立させたいと意気込みます。
しかし、衆・参のねじれが続く中、消費税引き上げ法案など重要法案を通すには野党側の協力が必要です。こうしたことから、民主党はいずれ、いまの案を公明党が求める比例代表に「連用制」を取り入れる案に修正し、歩み寄りを見せるのではという見方が与野党の間に根強くあります。（18日16:31）

想进一步学习的童鞋可以通过连接下载该视频：http://www.xsjedu.org/uploadfile/MEDIA/20121199409939.asx