阪神大震災の犠牲者を追悼する「阪神淡路大震災1・17のつどい」でろうそくを入れた竹灯籠を、東日本大震災で被災した宮城県名取市に贈るため、神戸市の市民団体が25日、同市灘区の摩耶埠頭の公園で、メッセージを書き込むなどの作業を行った。東日本大震災から丸1年となる3月11日、名取市で開かれる追悼行事で使われるという。
つどいは毎年、阪神大震災が発生した1月17日に神戸市中央区の公園で実施。約1万本の竹灯籠を並べ、ろうそくの火で「1・17」の文字を浮かび上がらせている。今年のつどいに招待された名取市の男性の申し出で東北の被災地に約300本を贈ることになった。
名取市の追悼行事では、竹灯籠を使って「絆」の文字を浮かび上がらせる計画で、この日は、市民団体「神戸・市民交流会」のメンバーが竹を約30センチに切りそろえ、「希望」「祈り」などの文字を書き込んだ。山川泰宏事務局長(73)は「同じ震災を経験した神戸から被災地に元気を届けたい」と話している。
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◆追悼 (ついとう): 追悼.
◆灯籠(とうろう) : 灯笼.
◆経験 (けいけん):经验,经历.