警視庁立川署の巡査長が知人の女性を射殺し、拳銃自殺した事件を受け、警視庁は東京の全ての警察署や幹部を中心とした職員から女性の遺族への見舞金を募ることを決めました。
この事件は、警視庁立川署の巡査長、友野秀和容疑者が飲食店従業員の佐藤陽子さんを射殺し、拳銃自殺したものです。事件を受けて、立川警察署では署員全員から見舞金を募り、佐藤さんの遺族に先月27日、100万円を贈っています。
その後、「弔意を示したい」との声があがったこともあり、警視庁は、101の全ての警察署や本部の幹部職員を中心に警視庁全体として見舞金を募ることを決めました。
有志による見舞金は、去年、板橋区で踏切内から女性を助け出し、宮本邦彦警部(当時53)が殉職した際などにも集められましたが、職員が引き起こした重大事件を受けては初めてということです。集まった見舞金は、49日の法要をめどに遺族に渡す方針です。(04日16:23)