震度6強を記録した能登半島沖の地震から丸一日が経ちました。現在も、余震は続き、2300人余りが自主避難したままで、不安も広がっています。
今回の地震で、住宅の倒壊は629棟に上り、輪島市など2市3町の住民あわせて2394人が、自主避難しています。
門前町の深見地区の住民たちは、陸路が寸断され、25日、漁船で避難所にたどり着きました。
「みんな船で来た。道路は通れない」(住民)
「私たちの住んでいる所は、陸の孤島になったんですよ」(住民)
断水は輪島市を中心に9950世帯で、輪島市門前では、配水管が破断したことから、消防に加え、自衛隊が現地に給水車を派遣し、住民に水を供給しています。また、停電は輪島市の7件を残すのみで、ほぼ復旧しました。
一方、能登有料道路は、道路の陥没などにより、穴水と柳田インターチェンジ間が午前9時半現在も通行止めとなっています。(26日09:47)