15日、富山県の市営住宅で、男性が首を絞められて死亡しているのが見つかり、警察は、この男性と同居していた76歳の母親を殺人の疑いで逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、富山市の無職・釣山幸子容疑者(76)です。富山北警察署によりますと、釣山容疑者は15日未明、同居している二男の二郎さん(46)の首を、ビニールひもで絞めて殺害した疑いが持たれています。 15日午前、釣山容疑者から「息子を殺した」と電話を受けた親戚の男性が自宅に駆けつけ、二郎さんの遺体を発見、警察に通報しました。二郎さんの首にはビニールひもが巻かれていて、死因は窒息死とみられます。 釣山容疑者は、「息子の将来を悲観し、睡眠薬を飲ませて首を絞めた」と供述していて、警察で詳しい動機を調べています。(16日11:41)