今年9月、さいたま市緑区で、1歳の長女の腹を踏みつけ死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた母親に対し、さいたま地裁は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。 この裁判は今年9月、さいたま市緑区のアパートで1歳の長女が泣き止まないことに腹を立て、長女の腹を踏みつけ死亡させたとして、母親でアルバイト店員の近藤和紗被告(23)が傷害致死の罪に問われたものです。 検察側は「何ら落ち度の無い長女に対する腹立ちから暴力をふるった経緯や動機は自己中心的で、短絡的である」として懲役8年を求刑していました。 25日の判決でさいたま地裁は、「最も愛情を注がれるべき母親から長い将来をたたれた長女が味わった苦痛や絶望はあまりに大きい」と指摘、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。(25日13:30)