北朝鮮の外務省報道官は12日、アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除したことについて、「歓迎する」と述べ、核施設の無能力化作業を再開して、検証作業に協力することを表明しました。
アメリカ政府は11日、北朝鮮と核計画の検証方法で合意したことを受けて、北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除したことを発表しました。
これに対し、北朝鮮の外務省報道官は、朝鮮中央通信を通じて「歓迎する」と述べた上で、「行動対行動の原則からヨンビョンの核施設の無能力化を再開」し、アメリカの技術チームと、IAEA=国際原子力機関の監視要員の活動を「再び認めることにした」としています。
これを受け、8月半ばから中断していた無能力化の作業が近く再開されることになります。(12日22:14)