エジプトのムバラク大統領が退陣を表明したことについて、国連や各国の反応です。
国連のパン・ギムン事務総長は退陣について、「歴史的な瞬間」だとした上で、民主的政権の早期樹立のために公正な選挙を含む、透明で平和的な政権移譲が必要だと述べました。
一方、エジプトの次の政権でイスラム勢力の躍進を警戒するイスラエルの高官は、「両国の国益は和平合意を維持することだ」と述べ、１９７９年に結んだ平和条約を破棄することがないよう訴えました。
ヨーロッパ主要国の首脳らは、大統領の退陣を歓迎する姿勢を示していますが、ドイツのメルケル首相は、エジプトに「イスラエルとの平和条約と中東和平プロセスを尊重するよう期待する」と述べています。
「民主的に新たな政権が誕生することを期待しております」（菅首相）
（12日11:25）
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