年金生活の高齢者ばかりを狙って、法外な金利で金を貸しつけていたとして、東京の金融会社の社長ら７人が警視庁に逮捕されました。７人は、高齢者の通帳などを取り上げ、年金支給日に勝手に利息を引き出していたということです。 出資法違反などの疑いで逮捕されたのは、「明和興商株式会社」の社長、吉田徹容疑者（７２）と、越智博史容疑者（４４）ら７人です。 調べによりますと、吉田容疑者らは、埼玉県の６９歳の女性ら７人に高い金利で金を貸付け、違法な利息１２７万円を受け取った疑いがもたれています。 吉田容疑者らは、おととし１月からのおよそ２年間に、年金生活の高齢者ばかりおよそ６７０人に金を貸し付けていました。客の通帳やキャッシュカードを取り上げては、年金支給日に勝手に客の口座から金利分などの金を引き出していたということです。（25日12:45）
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