6か国協議参加国の外務大臣が集まって北朝鮮の核問題を協議する「6か国閣僚会合」について、アメリカが7月末に北京で開催するよう提案し、検討が進められていることが明らかになりました。
6か国協議の外相会合は、北朝鮮による初期的措置が完了したあと、その次に何をすべきかをハイレベルで確認するもので、8月にマニラで開かれる国際会議の場で行う方向で調整が進められていました。しかしアメリカ側は、この国際会議の前、7月末に北京で開催することを各国に打診し、これを受けて関係国の間で検討が進められていることがわかりました。
「2か国の話で他の4か国は待たされているわけですから、(米国が)結構、焦っている」(麻生太郎外相)
また、これに関連してアメリカ国務省は、非公式の首席レベル会合を来月初めにも開催するよう働きかけを強めています。(22日10:48)