アメリカの6月の消費者物価が前の月に比べて1.1%もの高い上昇となり、FRBのバーナンキ議長は「現在のインフレはあまりに高い」と強い懸念を示しました。
アメリカ労働省が16日に発表した6月の消費者物価指数は、季節調整後の指数で、前の月に比べて1.1%上昇し、2年9か月ぶりの伸びとなりました。1年前に比べると5%もの物価上昇になります。
これは、原油価格の高騰を受け、エネルギーが6.6%、交通輸送が3.8%、食品飲料が0.7%値上がりしたことなどによるものです。
「インフレは一種の税金であり、現在のインフレはあまりに高すぎる」(FRB、バーナンキ議長)
16日、議会で証言したFRBのバーナンキ議長はこのようにインフレへの強い懸念を示した上で、「インフレを許容できる水準に持って行くことが政策の最優先課題だ」と述べました。(17日04:37)
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