今年5月、大阪市西成区のアパートで、3人が死亡、2人がけがをした火事で、警察は1日夜、このアパートに住んでいた59歳の男を放火の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、大阪市西成区の無職・尾池治容疑者です。
調べによりますと、尾池容疑者は今年5月5日午後11時すぎ、住んでいた木造2階建てアパートで、下駄箱の横にあった新聞紙にライターで火をつけて、延べ180平方メートルを全焼させ、隣のアパートの一部も焼いた疑いです。
出火当時、アパートには住人9人がいて、2階に住む岡田義昭さん(67)、高橋敏明さん(69)、北林照男さん(71)の3人が死亡、2人が煙を吸って軽傷を負いました。
尾池容疑者は調べに対し、「コンビニで万引きしたのが見つかるなど、イライラしていた。火をつけて憂さ晴らしをしようと思った」と容疑を認めているということです。(02日04:30)