坂本総務政務官が5日、東京・日比谷公園の年越し派遣村について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」と発言した問題で、6日午前、会見を開き、発言を撤回するとともに謝罪しました。 「関係者の方々に色々なご不快の面、ご迷惑をおかけしました。昨日の発言を撤回させていただき、関係者にお詫びします。本当に申し訳ございませんでした」(坂本政務官) 坂本政務官はこのように述べ、5日の発言を撤回した上で謝罪しましたが、政務官を辞任する意思はないことを強調しました。 この問題は、5日、総務省の仕事始めの挨拶で坂本政務官が、東京・日比谷公園の年越し派遣村の状況について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか、という気もした」と発言したものです。 さらに坂本氏は「40年前の学生紛争の時に『学内を開放しろ』『学長出て来い』と学生が要求したが、そのような戦略が垣間見える」とも発言していましたが、それについても「思い過ごしだった」と陳謝しました。(06日11:12)