中東のレバノン南部で、23日道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、PLO=パレスチナ解放機構の主流派「ファタハ」の幹部ら5人が死亡しました。 大きく陥没した道路に突っ込んだままの車。がけの下には大破した別の車の残骸。爆発は、レバノン南部サイダ近郊にあるパレスチナ難民キャンプの近くで、起きました。 PLO主流派「ファタハ」のレバノン副代表らが、部族間抗争を仲裁するため難民キャンプに向かう途中、その車列が通過する際に、何者かが道路脇に仕掛けた爆弾を爆発させたと見られていて、ロイター通信によりますと、この「ファタハ」幹部と護衛ら5人が死亡しました。 「ファタハ」を率いるパレスチナ自治政府のアッバス議長は、「テロ行為だ」と強く非難しています。犯行声明などは出ていませんが、ロイター通信によりますと、ヨルダン川西岸パレスチナ自治区の「ファタハ」当局者は、PLOのレバノン副代表は暗殺されたとの見方を示しています。(24日10:08)
(本网站视频文件将 在10日后进行删除)