あわせて１１００万円のワイロを受け取ったとして、あっせん収賄などの罪に問われ、１審で実刑判決を受けた衆議院議員・鈴木宗男被告に対し、東京高裁は１審通り懲役２年の実刑判決を言い渡しました。
控訴審判決を前に、衆議院議員の鈴木宗男被告が２６日朝、ＪＮＮの単独取材に応じました。
「私は、司法の良識・良心を信じています。国策捜査、作られた事件ですから、真実を訴えていきたい」（衆議院議員・鈴木宗男被告）
鈴木宗男被告（６０）は官房副長官時代の１９９８年、木材会社「やまりん」から林野庁への不正な働きかけを依頼された見返りなどあわせて１１００万円のワイロを受け取ったとして、あっせん収賄など４つの罪に問われています。
１審の東京地裁は４つの罪全てを認定し、懲役２年の実刑判決を言い渡しましたが、鈴木被告側は一貫して無罪を主張、当時の捜査について「国策捜査だ」と批判していました。
注目の控訴審・判決公判は午前１０時から開かれ、東京高裁は１審通り懲役２年の実刑判決を言い渡しました。鈴木被告側は、この後、会見を開く予定です。（26日10:05）
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