国庫補助金を不正流用していた愛知県で、新たに公金300万円がなくなっていたことが明らかになりました。
「大切な公金の管理がしっかりできていなかったことについて、誠に申し訳なく、深くお詫びを致します」(農林水産部永田 清 部長)
公金がなくなっていたのは、愛知県の新城設楽農林水産事務所です。県によりますと、2001年度から03年度までで、事務所の職員が業者に文房具を架空発注。その後、商品は納入されず、業者に振り込まれた金、あわせて300万円の行方がわからないということです。
県の事情聴取に対し、OBを含めた事務所の職員は「知らない」と関与を否定していますが、県は職員が着服した疑いが強いとみて、警察に被害届を出すか検討しています。
愛知県は18日、国からの国庫補助金のうち、1億3000万円を不正流用したことが明らかになっています。(20日00:16)