去年1年間に新しく工事を始めた住宅の数が、40年ぶりの低い水準にとどまっていることがわかりました。
国土交通省のまとめによりますと、2007年の新設住宅着工数は106万741戸で、前の年より17.8%減り、1967年以来40年ぶりの低い水準となりました。
最大の理由は、去年施行された建築基準法の改正で建築確認が厳しくなり着工前の審査が滞っているためで、建設業界を中心にした景気への悪影響も懸念されています。中でも、法改正の影響を大きく受けるマンションは、前の年より29.2%減と大きく落ち込んでいて、国土交通省では「元の水準に回復するにはまだ時間がかかるのでは」と見ています。(31日21:52)
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