中国共産党は12日、中央委員会の総会を開き、2020年までに農民の収入を倍増させることなどを盛り込んだ農村改革の基本方針をまとめました。
国営新華社通信によりますと、中国共産党中央委員会の総会は、今月9日から12日まで北京で開かれました。
今回の最重要テーマは都市部との格差が問題になっている農村改革で、総会では、2020年までに農民一人当たりの純収入を今より倍増させることなどを目標にした基本方針を採択しました。
また最近、食品への有害物質混入が世界的な問題となったことを受けて、農産物の品質管理を強化し、不合格品は市場に流通させない方針も強調しています。(13日00:34)