アメリカやメキシコから帰国した後、新型インフルエンザへの感染が疑われるケースが、5日から6日朝にかけて5人相次ぎ、詳しい検査が行われましたが、いずれも新型インフルエンザではありませんでした。 厚生労働省によりますと、5日午後、アメリカのサンフランシスコから関西空港に帰国した小学生の女の子と、デトロイトから中部国際空港に帰国した女子中学生について、簡易検査でインフルエンザA型の陽性反応が出ました。 さらにメキシコから帰国した京都府の小学生の女の子と、アメリカのシカゴに在住し、帰国後、群馬県に滞在していた30代の女性と0歳の男の赤ちゃんの親子についても、病院から新型インフルエンザの感染が疑われると報告がありました。 この5人について、検疫所や地方衛生研究所などで詳しい検査が行われ、いずれも6日朝までに新型インフルエンザには感染していなことが確認されました。 こうした中、メキシコ・カナダ・アメリカから成田空港に到着した人のその後の健康調査が、計画通りに実施できていないことが分かりました。 入国の際に記入してもらった健康調査票に基づき、地元の保健所が帰国後10日間にわたって電話で健康状態を把握するものですが、対象者はすでにおよそ5万人に達し、空港でリストを作成する作業が追いつかない事態となっています。(06日11:10)
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