国内証券最大手の野村ホールディングスは、詐欺容疑で逮捕されたアメリカ・ナスダックの元会長、マドフ容疑者が運営するファンドなどに、およそ275億円を投資していたと発表しました。 アメリカの証券市場ナスダックを運営する会社の元会長、バーナード・マドフ容疑者は、自ら設立したファンドで投資家から集めた資金をほとんど運用せず、そのまま別の投資家への配当などに充てていたとして、アメリカの連邦捜査局に詐欺容疑で逮捕されています。 野村ホールディングスはマドフ容疑者が運営するこのファンドなどに、およそ275億円を投資していたと発表しました。損失額については確定していないということですが、「財務基盤に対する影響は限定的」とコメントしています。(15日11:17)