家庭内暴力の被害女性の離婚訴訟を担当する神戸の弁護士事務所に夫が押し入り、女性事務員を金づちなどで殴って大けがをさせたとして逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、兵庫県明石市の自称・建設業の鶴谷孝夫容疑者(46)で、14日昼前、神戸市中央区の池上徹法律事務所に押し入り、女性事務員(28)を金づちで殴って、頭がい骨骨折の重傷を負わせた疑いが持たれています。
「無防備な事務所に凶器を振るうのは想定外ですね」(池上徹弁護士)
鶴谷容疑者は、家庭内暴力を理由に妻から離婚訴訟を申し立てられていて、池上事務所は妻の弁護をしていました。
14日は、その離婚訴訟が結審した日で、鶴谷容疑者は、調べに対し「殴ったが殺すつもりはなかった」と供述しているということです。(15日00:41)